ep.4 方舟
…!!!
ユリアは住民たちを守ろうと、虚空へと手を伸ばしたが…
一瞬現れた防御膜のような魔法は、あっという間に跡形もなく消えてしまった。
このままでは皆が…!
はい、私は確信しています。運命は他の誰でもなく、まさにあなたを選んだのです。
この世界の定められた滅びを阻むことができるのは…皆を救う力を持つ、あなただけなのです。
メフィストフェレスの言葉が脳裏に浮かぶや否や、私の体は勝手に動いていた。
ユリアを助けたい。危機に陥った皆を救いたい…。
ただその思いだけが、頭の中を支配していた。
救世主様…?
必死の思いでユリアの手を握った瞬間、無意識のうちに唇から見知らぬ言葉が零れ落ちた。
< " 超像回路、開放。" >
"超像能力《精霊補助》起動。"
…!? この光は…!!
消えていた私の権能が…!
これが救済者様の力…!?
精霊A: た、助かった…!
精霊A:おお…!ユリア様…!
ふう…救済者様のおかげで、なんとか脱出できましたわ。
本当に良かったです。おかげで無事に住民たちも救出できました。
あとはエルナスを脱出するだけです…
ええ。急いで方舟へ向かい、メフィストフェレスと合流してアケナインへ出発しましょう。
方舟…?
私は方舟であなたをお待ちしています。どうか私に会いに来てください。
あれこそが方舟です。私たちに救世主様をお連れくださった、救いの方舟…
- ―人間の生体反応を探知。
- エデンへようこそ、救世主様。
< "…急ごう。" >
はい、救世主様。






























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